居住サポート事業視察研修会

2011/06/25

 6月23日(木)
朝8時30分に大田市役所を、一路広島県三原市の居住サポート事業を学ぶために出発しました。
参加メンバーは、大田市役所社会福祉課から2名・宅建協会大田支部から3名・相談支援事業所から3名・障がい福祉サービス事業所から5名の計13名でした。
13時より三原市のこちらの会場にて勉強会をさせていただきました。

この前の池?水路?もしかしてお堀?では、私たちを亀さんたちが出迎えてくれました。

居住サポートを説明して下さったのは、三原市役所・相談支援業所さ・ポート・ドリームキャッチの方々で懇切丁寧に教えていただきました。

三原市では、保証人のいない障害者の方の住居確保として保証会社との提携を行い、家主さんの不安の払しょくを図っておられ、家賃を1ヶ月でも遅れることがあると、直ぐに保証会社から相談支援事業所へ連絡が入り状況確認等を行うことにより、家賃の滞納の早期に解決している。
また、連絡がつかなくなった方の部屋に入るときには、支援者が一人で自宅を訪問して鍵を開けてもらって入るのではなく、各機関連携して複数人で訪問をする。また、鍵を開けるときは、警察の立ち合いを求めるなど、一人での対応に対して、リスクの軽減を量っているとのこと。
アパート探しについては、民間住宅紹介システムを構築(H17年度)しており、このシステムでは、障がい者がどのような物件を探しているかを宅建協会会員にFAXで一斉送信して情報を求める。
このシステムを継続するために、毎月住宅確保支援会議を行い、その結果を自立支援協議会へ報告もしている。
居住サポート事業の支援がどのようになっているかを大きく分けると
 ○入居支援 ~ 宅建協会・保証会社
 ○継続支援 ~ 相談支援事業所(家主さんや当事者の生活相談など)
 ○サポート体制 ~ 住居確保支援会議
現在この事業の利用者は10名(精神8名・知的1名・身体1名)とのことでした。
色々教えていただきありがとうございました。