5月で~す。皐月(さつき」で~す。光を放つ季節で~す。

2025/05/01

皐月を迎えると、ほんとに摩訶不思議なのだけど、眩(まばゆ)い光で、新芽がキラキラと、輝いて見えるのです。私は毎年の事なのに、毎年、毎年、驚いて感動するのです。特に、この5月の新緑は、どこを見ても、「胸キュン」になります。お花達も百花繚乱なのです。それまでの山野草は、春の妖精と言って、カタクリ・セツブンソウ・一輪草・二輪草・一人静・蝦夷エンゴサク・猩々袴・イカリソウなどなど。我が家は山野なので、何よりも楽しみなのです。スプリングエフェメラル(春の妖精」といういい方も可愛いでしょ。春の妖精達が、5月が来ると、さぁっと、消えていくのです。そして、「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿はユリの花~達が咲き乱れます。」

ツツジが咲き、サツキが咲きます。白い藤の花も、紫の藤の花も、野山を飾ります。

小鳥達も、賑やかです。先ずは、鶯の初音を聞きます。「ホーホケキョ♫」と、この5月になると、とっても上手に鳴きます。さまざまな、小鳥が、賑やかですね。そして、それに負けないくらい、水田に水が入ると、カエルの合唱がしてきます。 私は、自然界の中にとっぷりと、浸かっていますので、とってもとっても、幸せを感じることができます。竹の子もニョキニョキと、出ていましたので、それを収穫し、我が家で、糠をいれて湯掻いて、竹の子の煮しめをしました。うふふ。格別に美味しいのですよ。「幸せ。幸せ」こうして、旬の竹の子を、木の芽和えにして、初物をいただきます。昔の祖母の言葉が「言霊」のようによみがえります。

「初物をいただくと、長生きさせて貰えるね。有難いね。」「初物いただくと、盆と正月が一遍に来たようだね。」

なんか、素敵だと思いませんか? うふふ。「生きているだけで丸儲け」なのです。