ふるさとやどちらをみても山笑う 正岡子規

2025/04/21

佐比売山 どこもかしこも山笑う。今の季節は、三瓶山 色とりどりに山笑う。と、若草色の緑のグラデーションがそれはそれは、素晴らしいのです。実は、ほんの最近なのですが、広島に行った帰りに、「天国に一番近い里・桃源郷」に行ったのです。道の駅・瑞穂から、カーナビを入れて行くことにしました。山を越えて、江川の支流の道を走ります。口羽方面です。しかし、それらしき、標示も出ていません。道路沿いの方に聞くことにしました。すると、「はい。この道で行けますよ。この道を5キロ~4キロ走ったら、「花の里」と、表示してありますので、それを折れて、その道沿いに走って下さい。」と、しばらく走ると、ありました。その表示通りに、曲がり山道をクネクネと走ります。結構走りましたね。「へぇー。こんな山の中に、本当に天国に近い桃源郷があるのかと、疑いました。すると、カーブを曲がった途端、わぁ。と、山里が広がっています。東屋が有ったり、車の駐車場が有ったりと、露店のお店も有ったりと、とても賑やかな様子にビックリです。赤や白や桃色の、「花桃」の木が見事にお花を咲かせており、それはそれは、見事なものでした。亭主は、「俺は降りんからな。車に乗っているからな。」ですって、だから、私だけが、車から降りて、天国の花の里に、降りて、あっちこっちの写真を撮ることにしました。法被を着た年配のおじさんがおられたので、私は、早速にお礼を述べたところです。すると、とても謙遜しておられます。そして、東屋におられた、年配のご婦人に、お声を掛けます。すると、その年配の方は、「私たちは、浜田から来ましたが、ここまで来るのに、なかなかでしたよ。でも、来てみたら、本当に天国でしたよ」と、言われ、お互いに意気投合し、その方と、ハイ・タッチしたところです。亭主には、車の中から顔出してね。と言って、写真を撮りました。人間って、本当に摩訶不思議だなぁと、思いました。私は、「桃源郷」の里に来られただけでも、幸せをいただけたのです。こんな、調子で天国へ行けるのだと、ちょっぴり安心したところです。

そして、来た道ではなく、そのまま、下りの「口羽」方面への道を下りて、今度は江川沿いを走って行くと、祖祖母のお里の都賀方面に出たのです。廃線になった三江線と、一緒に走ります。実はこの道は、三瓶山に行く道だったのです。亭主にご褒美をと思い、東さんべのリフトの所の売店で、ブルーベリーのソフトを求め、食べました。とっても美味しかったです。