12月9日(月)美人の日本語から。

2024/12/09

12月10日です。『人間』人と人間のの違い~普通に読めば「にんげん」ですが、実は、この字は他にも読み方があります。「じんかん」と読めば、仏教用語で、人の住む世界、現世のこと。「ひとま」と読めば、人のいない時。そして、「ひとあい」と読めば、人づきあいや、人に対する愛想のことで、人愛とも書きます。どれも、人と人との関係を表す言葉です。人は一人では生きていけない・・・だから、人との関わり方が人間そのものなのでしょう。何と言っても、人間関係が、一番自分を磨いてくれるものです。人間=人愛というやさしい響きの言葉とともに、人と接していくと、いいかもしれませんね。

本当に摩訶不思議なのですよ。この世に、人として誕生したことだけでも、凄いことなのですよ。お経の中にもあります。「無上甚深 微妙の法は 百千万劫にも遭い遇うこと難し(むじょうじんじんみみようは、ひゃくせんまんごうにもあいおうことがたし)」特に日本人は、神話の物語りから、今の日本人が存在しているのです。現代社会の一般市民は、戦後教育から、随分と欧米化の価値観に振り回されてきました。西洋文明に毒されてきました。

今、世間では、天皇陛下の後継者問題についても、女系天皇だとか、国連でも、女性差別だとか、騒がれています。これも、それも、日本にとっては、「内政干渉」です。そして、欧米の価値観です。日本人としては、神話から続く今の天皇陛下継承問題は、私達下々の日本人の国民は、軽々しく物を言うことは「不敬であり、失敬な事であり」日本人ならば、天皇家の物語りに科学をもちこむなということです。西洋文明に凛として立ち向かう時です。

戦前の教育を受けた日本人は、みんなみんな、日本の天皇陛下については、どの家庭でも、天皇ご一家のお写真を掲げて、祝日をお祝いしていた。だから、旧い家には、天皇陛下御一家の写真が貼られていた。この令和になった家々にはどうだろうか?

私は、あぁ。何故こんなことになったのだろうかと、やっぱり戦後の日本は、GHQの占領政策により、悉く、欧米化に汚染されたのだなぁと、悲しくなった。そこで、私一人でもと、気づいたものから、我が国の誇りを知り戻すためにと、我が家の床には、「天皇陛下物語り」の真っ赤な絹張の書物を掲げることにした。その床は、いつも凛とした佇まいに、感謝いっぱいになる。

日本人は、神代の国から連綿と続いている国です。寛容で寛大です。人民は「大御宝・おおみたから」ですので、西洋人とは、違います。「白か黒か?」「右か左か?」「上か下か?」「いいか悪いか?」の唯物論者ではないことを示して行きましょう。私は、どうも少しずつですが、神代から続く日本列島が、やっとやっと、蘇る時がきたような兆しの光が舞い込んできているような気がしています。本当に有難い事です。