日本海、大荒れています。海の神さまは、怒りまくり、怒涛の如く荒れ狂っています。

2024/11/27

海の神とは、ワタツミ(大綿津見神)と言います。お気に入りのブログに返歌です。

☆ 海の神 荒れ狂う波に 凛と立つや 観音菩薩 綿津見の神  とみ子

平安時代のことがとても気になります。と言うのは、実は鎌倉時代に元寇の戦いとして、蒙古襲来に来ているのです。「文永の役」と「弘安の役」の2度攻めてきています。実は、平安時代にも、やってきています。と言うのは、NHKの大河ドラマで、紫式部が九州の大宰府に行く物語になっていて、1019年の「刀伊(とい)の入寂」が攻めてきている。対馬は大被害を受けて、藤原隆家が軍勢を集めて制した。その場面を物語の中で展開している。

となると、脚本家の大石氏は、うまく史実と合わせて、物語りを作成しておられ、とても面白い展開だなぁと、感心しています。歴史を知って、映画を見たり、ドラマをみると、とっても面白いのです。と言うのが、温泉津温泉の「ますや」さんに、泊った時に、私が泊まったお部屋が、「綿津見の部屋」だったのです。

私は、「きけわだつみのこえ」日本戦没学生の手記が、とても、昔から気になって仕方なかった。

「なげけるか いかれるか はたもだせるか きけ はてしなきらだつみのこえ 」

「わたつみ(わだつみ)」は海神を意味する日本の古語である。

私は、この歳になって、つくづく思う。日本の歴史は、どれもこれも、凄いと感動する事ばかりなのです。と言うのは、私は絵画が大好きですので、亀の子の玄関にも、浅草で買ってきた、葛飾北斎の神奈川沖浪裏の波の巻物を飾っています。そして、日本海の大波を見て、クールベの絵を連想します。実はこのクールベの本物を、パリの美術館で見ていたのです。そして、ゴッホの絵も好きでしたので、その絵画も観ました。そのゴッホの絵には、背景に日本の浮世絵が書いてあるのです。1867年(幕末)にパリ万国博覧会があり、日本が初めて出展しています。その時に、葛飾北斎の作品や浮世絵を出展しているのです。そこでパリの絵師たちは、驚いて真似をするようになったのです。ジャポニズムがとても流行したのです。面白いですね。セザンヌのサンビクトワール山も、実は富士山に憧れたのですよ。面白いね。今のパリのエッフェル塔も、富士山を真似て建ったのですよ。本当に歴史ってとても面白いし、日本の影響を実に見事にしています。

日本って、途轍もなく、素敵な所でしたね。