寄り道・回り道・振り返れば・一本道  塩沼 亮潤 大阿闍梨

2020/09/25

本当に、私はいい時代に生まれ生きさせてもらっているなゅと、思っているのですよ。塩沼亮潤大阿闍梨のYouTubeを見ることができた。吉野山金峰山1300年の歴史で2人目となる大峰千日回峰行満行を果たした、塩沼亮潤大阿闍梨のお話を聞くことができた。というのは、私のお里の先代に、吉野山の大峰さんに参り、行者講に行き、お里の仏壇の横には、行者講の大峰山の御札と仏像が安置してある。金剛杖も置いてあった。亡き母の話では、明治期には、お堂が有り、村の人々がお参りこられ、大峰山に行っていた、先々代の大祖父が、どうも祈祷していたという。とっても修行を積んだ方で村の人々に慕われていたという話を聞いたことがあった。

だから、大峰山の塩沼大阿闍梨の話は、とても、興味深々だった。そして、人生は、寄り道、回り道、振り返れば、一本道 も、本当だなぁと、実感が湧く、そして、お話の中に、この大峰千日回峰行満行された後に、私の尊敬する板橋興宗老師のアドバイスを受けられて、書物を書いたり、講演活動なさったり、こうして、YouTubeで流したりされるようになったという。

私は、凄いなぁと、人間は、やっぱり、この世に、誕生すれば、ご縁がつながっているのだなぁと、不思議なお計らいがあるのだと。またまた、再発見したところです。そこで、心配になり、板橋興宗老師の、ネットで調べて見ました。すると、驚きです。

「板橋興宗老師、越前市の御誕生寺を再興され、「猫寺」として、知られていた。老衰のため遷化されました。93歳 」2020年7月5日の事だった。本当に摩訶不思議です。私が、塩沼大阿闍梨のYouTubeを見なければ、気づくことは出来なかったのに、やっぱり、いつもアンテナを立てておくことは大切なんだなぁと、気づくことができた。そして、ネットに写っている板橋興宗老師に、合掌することができました。私は、板橋興宗老師と、ツーショットで、写真を撮らせてもらっています。その時の、老師のお言葉が、「ご主人に叱られなさんなよ !! 」と、とても気さくで、茶目っ気のある老師でした。その時に、老師がどこから来なさったかな?と、言われたので、私は、島根県からです。というと、「あぁ。いいとこに住んでいますね。素朴でいいとこだなぁ。」と。団体で、参拝したのですが、老師の話が長くなって、とうとう、「猫ハウス」まで行けなかったなぁと、思い出しました。