感染症の世界史 !!

2020/08/05

「人と病原体との闘いは、未来永劫につづく宿命」だと。いやはや、スケール大きいぞ。人類はさまざまな苦難を乗り越えて進化してきたのと同様なのです。ウイルスや細菌も又、さまざまな苦難を乗り越えて進化してきた。ある時は壮絶な闘いをしかけ、ある時は、共存関係を保つことで、共に長い歴史を歩んできました。人類の歴史はたかだか20万年、微生物の歴史は40億年にも及ぶ。

彼らの生命力 !!を打ち滅ぼす方法は簡単には見つからないということです。そもそも、人類が栄えたのはウイルスのおかげ。

私たち哺乳類むは、新しい生命を母親の胎内で育てる。だが、そもそも胎児の遺伝形質の半分は父親由来である。言わば、「移植された臓器のように母親の免疫系にとっては異質な存在」であり、「通常なら母体の免疫反応によって胎児は生きてはいけないはず」なのだ。その謎を解いたのが、「1970年代に入って哺乳動物の胎盤から大量のウイルスが発見された」ことだった。ウイルスの作用により、母親の免疫反応が抑制され、本来「異物」として排除されるべき胎児も母親の胎内にとどまることが出来る。いずれをとっても人類にとって、「都合の良い」環境は、微生物にとっても「生存に有利な」環境であり、その事を視野に入れて、私たちはこれからの地球環境、経済環境を見直していくべきなのだろうとの記事を見つけた。

そうだよね。となると、人類は、その事実を、明確に知り、知恵をつける時ですね。その知恵をどうつけるかは、沢山の情報を蓄積することではないのだよね。智慧を育てることなのでよね。智慧と慈悲を、大切な欠かせない事だよね。智慧を育てることは、理性を育てるにも通じる。物事を感情で処理すると、知恵は育たない。では、理性と感情は、感情が強い。感情が強いと、「許せないことが起こる」だから、理性を中心にして正しい道を行くことをすれば、感情は落ち着いて静かになる。理性を育てると、理解が深まり、新たな解釈が生まれる。感情を静かにすれば、心が落ち着き、穏やかになり、慈悲心が生まれる。

「大難は、小難に、小難は、無難に」「不幸中の幸い」「万事塞翁が馬」も、知恵を育てることにつながっているのかもしれない。

もしかして、こんなことも、日本人は、縄文の古代から、受け継いできたのかもしれない。