私たちは、コロナ禍の中で、重要な大転換期の真っ只中にいます。誰一人、関係ないという人はいません。

2020/08/03

とても、凄い時代に我々は、生きているのだと気づきます。日本だけの事ではないからです。地球規模ですからね。🌎地球船に乗っている我々です。しかしです。道元禅師の「峰の色 谷の響きも みなながら 我が釈迦牟尼仏の声と姿と」自然の中に釈尊の教えが溢れており、何気なく見る草や木々の姿に、自然の法則を感じ、同じ命の投影を見ます。川の流れ、大地の転変にもこの世の真理を見出すことができます。智慧がありありと表される。あらゆる全てのものから私たちは教えを得ることができることになります。要するに、私たち自身のそれを受け取る能力、感性、が求められるということなのだと思います。ということは、山川草木悉皆仏性(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)「大地も山川も草木も、石ころも木片もみな真実輝く仏なり、生きとし生けるものはすべてみな仏そのものだと教えられています。」凄いです。こんなことが書いてありました。20世紀は人間はいつも何事につけても、「世の中は大きな変化をきたしている、この時代の流れに合わせて変革していかねばならない」と、経済合理を優先させてきました。一方では、大地も山川草木の真実の輝きにも、生きとし生けるものの命の輝きにも、気を留めようとしなくなった。親子、人間関係においても、互いに命輝く触れ合いがなくなってしまった。「山川草木悉皆成仏」これは、地球人類すべての心の響き合い、通じ合う言葉として、心として、21世紀の自然と人間のかかわり方や人類共通の価値観としたいものです。新しい世紀の年頭にあたり、今、心静かに眼前の光景をそのままにとらまえてみましょう。この世界の何もかもが、そして自分自身の命もみんな輝いていることに、心躍るでしょう。

素敵でしょ。実は、2001年1月1日の曹洞宗の和尚の一口話でした。

さてさて、19世紀とは、西暦1801年~1900年までの100年間を指す世紀の事です。

20世紀とは、西暦1901年~2000年までの100年を指す世紀の事です。

21世紀とは、西暦2001年~2100年までの100年間を指す世紀の事です。

だから、本日只今は、2020年ですので、21世紀の扉を開けたところですね。

うふふ。すると、道元禅師さまの生まれた世紀はいつなのでしょう。生まれた年は、西暦1200年鎌倉時代ですね。正治2年です。

入滅が1252年(建長4年)ですので、12世紀の事です。となると、日本国って、凄いと思いませんか。日本人は、一人残らず、日本人としてのDNAを持っています。