安倍元総理の国葬の日です。

2022/09/27

私は、亀の子の食堂の大型テレビにて、葬儀に参列させてもらえた。東京・千代田区の日本武道館での開催です。午後2時からの開催でした。

この国葬については、世論の50%以上の人が反対する葬儀なのです。何故こうも反対なのか、今の日本の姿勢が、宗教感覚を失ってきている性かもしれない。私はお寺でもあるので、よりそう思うのかもしれない。

人々は、手を合わせて、祈ることを忘れた人が多い。

しかし、今日の「葬儀委員長」の岸田首相の弔辞を聴くことができた。

私は、今まで、安倍元首相の国葬をするにあたって、国民への、その説明が不十分だと思っていました。

しかし、今日の弔辞を聴くことにより、その、「国葬」の意味が理解できた。

一つは、この日本の素晴らしさ、美しい日本である事。長い歴史と独特の文化を持つ国であること。そして、沢山の可能性を秘めている国である事。それを、引き出す、私たちの勇気と、英知と努力である。日本人であることの誇りに思い、日本の明日のために何を足すべきか語り合おう。戦後レジュームからの脱却。防衛庁を防衛省に昇格させ、国民投票を制定し憲法改正に向けた大きな橋を架けられました。教育基本法を約60年振りに改めて、新しい日本のアイデンティティの種を蒔きました。インドの国会に立った安倍総理は、「二つの海の交わり」を説いて「インド太平洋」という概念を、初めて打ち出しました。これらは、全て、今日につらなる礎(いしずえ)です。「自由で開かれたインド太平洋」という、沢山の国、多くの人々を包摂する枠組みへと育てました。米国との関係を各段に強化し、日米の抑止力を飛躍的に強くした上に、年来の主張に基づき、インド・オーストラリアとの連携を充実させて、「クアッド」の枠組みをつくりました。安倍総理の重層的な外交は世界のどの地域とも良好な関係を築かれました。欧州との経済連携協定と戦略的パートナーシップ協定の締結。そして、アジア地域、ユーラシア地域、中東、アフリカ、中南米地域と、これまでにない果断で率直な外交を展開され、次々と深い協力関係を築かれました。平和安全法制、特定秘密保護法など、苦しい経過を乗り切って、あなたは成就させ、ために、我が国の安全は、より一層保てるようになりました。日本と地域、さらには世界の安全を支える頼もしい屋根をかけ、自由、民主主義、人権と法の支配を重んじる開かれた国際秩序の維持増進に、世界のだれより力を尽くしたのは安倍晋三そのひとでした。国内にあっては、若い人を、とりわけ女性を励ましました。子育ての負担を少しでも柔らげることで、出生率を叶えようと努力された。そして、日本の若者が、日本の素晴らしさを取り戻し、新しい何かを生み出して、日本を前に進めてくれるに違いないと、信じていたからです。

安倍総理が敷いた土台の上に、持続的で、すべての人が輝く包摂的な日本を、地域を世界をつくっていくことを誓いとしてここの述べ追悼の辞といたします。と、素晴らしい弔辞を述べられました。

国葬には、外国の要人が,218の国・地域・国際機関からの出席で、海外からの代表の参列は117人となっている。アジア・大洋州・北米・中南米・欧州・中東・アフリカ・地域・国際機関等々。

それぞれの国の方々も、岸田首相の弔辞を聞かれたことと思いますので、それは、とても素晴らしい外交がされたようで、とても日本国民として、日本人の誇りを見せることが出来たようにおもいましたね。

外では、国葬には、反対の方もおられたようですが、日本国民は、もっともっと、死者に対しての、礼を尽くすことも大切な時代を迎えたような気がしました。

9月19日には、英国のエリザベス女王の国葬があり、天皇皇后両陛下が国葬に行かれました。

そして、今日の9月27日には、安倍総理の国葬がありました。安倍総理の国葬には、天皇皇后両陛下の代行の方が、こられ、上皇皇后両陛下の代行の方がこられました。秋篠宮殿下と、紀子様は、お花を献花されました。真子さまも、献花され、皇室関係は、8名の方が献花されましたね。