お早うございます。言葉は、言の葉。言霊。なんて、素敵な響きでしよう。

2022/01/19

日本人って、私はとっても、素敵なことだなぁって、誇りに思うのですよ。

私の好きな方、志村ふくみさんです。人間国宝の方なのです。大正13年生まれの染色家さんです。その方の言葉が素敵なのですよ。随筆家でもあるので、言葉がとても洗練されて、私も真似します。

「私は過去も、一直線に繋がっていると思っています。それと同じように古代とも繋がっていると思います。」うふふ。素敵でしょ。そして、その言葉で、お返事する人が、ドナルド・キーンさんです。この方も、日本人に帰化されて、日本人になられたのですよ。とても、素敵な方なのです。私は、特に、ドナルド・キーンさんの講演会の時に、ほんの目の前で、お話を聞くことが出来たのですよ。超ラッキーでしたね。今でも脳裏に焼き付いています。そのドナルド・キーンさんは、「昔のことを無視しないで、しかし、現在の頭脳で、現在のセンスでそれを作りだしています。」なんか、素敵な会話が始っているなぁと、辺りも幸せに包み込まれるようです。仏のねがいたもう 7つの言葉が有りました。

一つ・相手に喜びを与える言葉を話すように。

二つ・味のある言葉を話せるように。

三つ・優しい思いやりのある言葉が自然に出る人に。

四つ・喜んで人の気持ちを迎える言葉が自然に湧くように。

五つ・心から人々の良き事を共に喜び、悪い出来ごとには深い同情で慰めることのできる人でありたい。

六つ・いつも微笑みを顔にたたえて、いつも自分の方から進んで人に言葉をかけるように。

七つ・のびのびした平和な眼差しで人に接するように。

優しい明るい顔、気持ちよい、明るい言葉の受け答え、進んで自分から話しかける。優しい心、この明るい顔と言葉の有る無しで、一家を明るしたり、暗いものにするもとなのです。

うふふ。世の中を住みよい楽しい平和な国とするか、争いの場にするかの大事な鍵もここに有りますね。