緑のそよ風 いい日だね♪ 蝶々もひらひら 豆の花 ♪

2019/05/22

昨日は、我が家では、弘法大師供養法要&大般若法要が行われました。朝からとっても若葉青葉輝くいい日だったのですよ。お斎のお手伝いに5人のお檀家さん達がお手伝いに来ていただきました。もう、朝の7時半には、来てくれたのですよ。本当にようこそです。大般若法要は、十六善神(じゅうろくぜんじん)の掛け軸を本尊としておまつりします。本堂の仏壇の真正面におかけします。なぜ大般若転読法会に「十六善神」を祭るのかは、その掛け軸は、お釈迦様を中心にして、普賢菩薩と文殊菩薩の釈迦三尊がいて、それを取り囲むように武装形の十六善神が描かれています。画面最下方には右側に経巻を収めた背負う玄奘三蔵と左に深沙大将が配してあります。大般若守護の神となっています。大般若物語かもしれませんね。私は、その十六善神さまに、小豆ご飯を炊いて、16の仏飯の入れ物にお供えします。祈祷も兼ねていますので、とても有り難いことだと思っています。そして、僧侶達は、600巻の大般若の転読をいたします。一般の方達は、その転読の時の風に当たると、祈祷になりご利益をいただくのだと、言い伝えられてきました。一般のお斎も、この時は、ちらし寿司を作ります。私も、もう、何年も続けてきました。しかし、世代交代の時がやってきました。今まで長年の間、お手伝いに来て下さっていたベテランさん達がお年をとられ難しくなりました。私は、年配の方に、全てお任せしていましたので、世代交代された方達にお願いすることになりました。おかげさまで、とても、上手に散らし寿司が出来ました。今までは、沢山作っていましたが、今年から、控えて、2升のお米でお寿司を作りました。お斎分を20皿お出しして、お手伝いの方達にも、おすそ分けとして、パックに詰めて差し上げたりしましたが、余りましたので、本日、亀の子へ持って行くこととしました。お昼に、どうも、小さなおにぎりにして、皆さんに食べてもらったようです。私は、大般若法要は、祈祷の意味もありますので、皆様にお加護がありますよ。と、お伝えしたところです。とても、嬉しいことでした。 まぁ!たいしたことではないのかも知れませんが、その気持ちを思うと、人間さまって、有り難いなぁと、思うのですよ。そうそう、昨日のお手伝いさん達のやり取りも、面白いのですよ。正座がしにくい方がおられたものですから、おばあちゃんが使っていた、可愛い座り椅子をお出しして、それに座って貰って、お寿司をこしらえて貰ったのですが、とても、その座椅子を気に入っていただきました。そこで、私は、「あらら!そんなに気に入って頂いたのなら、おばあちゃんが使っていましたので、おばあちゃんだと思って使ってもらってもいいですよ。」「まぁ!嬉しいわ。でも、私は、よう、持って帰れないわ!」「うふふ。お届けしますよ。」と。そこで、法要が済んだ夕方に、持って行って差し上げました。丁度、夕方でしたので、お風呂に入っておられたようで、玄関口に置いて帰りました。すると、今朝がた、お礼の電話があったようです。うふふ。なんでも、人様のお役に立てられることは、とても嬉しいものですね。そうなんですよ。亀の子へ来て見ると、私の、お里の姪の友達が、お豆腐製造を習いたいと言って、お里の家に泊まり込みで、ご夫婦で、亀の子に実習と言うことで、来ておられます。それも、旦那がドイツ人の方なのですよ。奥さんは姪っ子の友達なのです。いやはや、「令和」の時代を、私は感じています。とても、嬉しいことなのです。未来は明るいのですよ。素敵でしょ!