夕べは、凄かったです。春の嵐でした。

2019/03/17

今朝も、荒れていましたね。もう、出かけるのはよそうかなと思いましたが、何とか昼前には明るくなりましたので、出かける事にしました。勿論、たくさん着て暖かくして、傘を持ってです。まず、縄文村に行きました。矢上の山姥(やまんば)の里でした。自然食バイキングのお店ですので、安心して食べられます。いつもは煮卵が美味しいのですが、今日は残念、蕗のとうの天ぷらは春を感じましたね。ここの縄文村は、少し高台に有りますので、眼下に邑南町が一望出来ます。それはとても気持ちのいいものです。ちょっと寒かったのですが、お外で食べましたが、とても爽やかでいい気分でした。やまんばになった様でした。そして、目的の邑南町日貫に向かいます。一旦浜田市の市木を通過して、日貫に向かいます。ようやく到着です。

何と何と、茅葺きなのですが、茅葺きの兜屋根なのです。へぇ!初めて見る屋根でした。江戸時代後期の庄屋屋敷です。町指定文化財の旧山崎邸でした。今日は地区内にある5つの神楽団が、勇壮な神楽を舞っていた。なんとも中に入って見ると👀、当時の面影が残っている。奥の間も案内して貰ったが、奥の間の床や、掛け軸や欄間や投げしなど、随分と貴重な宝物のようだった。横額の書が気になり質問してみた。すると、永平寺の管長の書だとの事です。昭和の当初に管長様がお見えになり泊まられたとのことです。私は、それは有り得ると事だと思いました。と言うのは、「お授戒」が有り、「血脈」を授かる法要が有り、お授戒の法要は、お寺で行なわれます。その時に、本山の永平寺から管長様が来られますので、お泊りのお屋敷にされたのだと思いました。「修証一如」でした。感慨もひとしおでした。

いやはや、いいものを見せていただきました。

江戸時代の1779年から2019年も経過して、数々の変遷を乗り越え、こんにちに活かされている。いやはや、素晴らしい意気込みに感激しました。