平成21年度 精神障害者地域生活移行支援研修会に参加しました

2009/09/30

 今日夕方6時より、精神障害者地域生活移行支援研修会がアステラスで開催され、亀の子の職員9名を含む約70名の参加でおこなわれました。
内容は、エスポワール出雲クリニック高橋幸男院長の講演で、「地域で生活する精神障害者、精神症状を有する高齢者の理解と支援の基本」で、認知症の人に対する支援のし方のお話で、精神障害者につながる事が多々あり、勉強になりました。
研修会
特に 「認知症の人も心がある」という言葉は、わかっていて忘れがちになるので、気を付ける必要があると感じました。
先生は認知症の人への対処に仕方として、次のことを挙げられました。
 *物忘れ(認知症)を認める
    誰でもなりうる病であることを認めること
 *孤独にしない
    話しかけること・家族・仲間からはずさない
 *指摘・励ましを減らすこと(叱らない)
    もくもくし、ふむふむする 1+1=3 もある
    しかし、家族は立派な介護者になれない
 *役割の維持
    できること(仕事・会話・歌・踊りなど)をしてもらう
 *認知症デイケアや介護保険サービスの利用
    ”しからない”人や場所の利用
これは、精神障害者の人の対処にも言えることだと感じました。
先生の話は、いつ聴いても聞いている人を飽きることをさせることなく、わかりやすい事例を挙げて話されるので、わかりやすく勉強になります。
主催者は、精神障害者地域生活移行支援圏域会議(事務局:県央保健所健康推進グループ)、大田市地域自立支援連絡会、川本町地域自立支援協議会、美郷町地域自立支援協議会、邑南町地域自立支援協議会 でした。